北海道の冬

北海道の冬

2015年10月24日(土)10:29 PM

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とうとう今年も北海道に一足早い冬の訪れがやってきそうです。

この時期になると北国に住んでいるという事をいつも実感します。

 

天気予報で札幌市にとうとう雪マークが出現したため、冬用のタイヤ交換に追われている方をよく見かけるようになり、ガソリンスタンドや車用品店のスタッフの方々はこれから12月にかけて大忙しです。

 

石狩地方(札幌)の天気   Yahoo 天気・災害

 

札幌は12月くらいまで雪が降ってもすぐ溶けるので北海道内では比較的、道路状況はしばらく問題ないと思いますが安心はできませんね。かくいう私もまだタイヤ交換をしていないので早めに行かないと。

 

同じ日本なのに北と南でこうも気温差があると本当に信じられないですね。

沖縄・九州地方では未だ最高気温30度を記録し北海道では一年を通して一瞬しか来ない真夏にあたるんですよ。

 

逆に沖縄・九州にお住いの方は北海道の状況を考えられないですね。

とても不思議な感覚になります。

 

北海道では、「寒い」と言うよりかは「痛い」と言ったほうが近いようなことがあります。

強風が吹くと、顔に雪が当たって目が開けられないぐらいに顔が痛いことがあります。

慣れてしまえばなんて事はありませんが、慣れない人にとっては異常なほどの厚着(5~6枚位)をしないと、時によってはお腹を冷やして体調を崩すかもしれませんね。

バナナを置いておいたら釘が打てる…。
多分、あると思います。
零下30度だと数十秒で濡れタオルが凍るほどなので、夜間、外に置いておけばカチカチに凍るでしょうね。
確か、家庭用冷蔵庫が-20度ぐらいだった気がするので、そこに一晩入れておけば、それに近い体験が出来るかも知れません。

冬場に地面がアイスリンクになる。
これは、まぎれもない事実です。
なので、北海道の冬靴には先のとがった金具の付いたもの(子供の靴には多く付いています)もあり、それをさすようにして歩いています。

もしくは冬特有の歩き方「ずり歩き」。要は歩く際に足をあげないで前へするようにずらして歩きます。

時に氷よりも歩行者としては「圧雪」された場所のほうが怖いです。
氷は目でよく見れば分かりますが、圧雪された場所は目視では分かりづらく、表面に雪が積もっている場合が多く有り、氷よりもよく滑ります。

これは車も一緒で圧雪の「アイスバーン」といわれ夜間の走行時は道路が暗く(黒色)かなり気をつけないと簡単に滑ります。

4月になっても雪が降るのは有名ですね。
札幌や函館、洞爺のような比較的、道内でも暖かい場所は別ですが、学校の入学式は桜はおろか草も見えない状態で、大体雪が解けるのは早くて4月の中旬。

日陰や、雪の多いところではゴールデンウィークになっても残っていることがあります。
雪の多い場所では約半年は雪がある(最後はホコリなどでほとんど黒く汚れてますが)状態なので、ちょっとびっくりされるかもしれませんね。

窓が凍って開かずの扉になる
これは、サッシに水が溜まって凍る事もありますが、屋根に雪が積もりすぎて開かなくなることもあります。
コンクリート住宅などは違うと思いますが、木造住宅は屋根に雪がのってしまうと、その圧力で家全体が押されて、窓はおろか引き戸などが明けにくくなることがあります。
そのため、屋根の雪下ろしをほとんどの家庭の日常作業になります。
雪の降る量や地域によって違いますが、大体、年に2~3回位でしょうか。深さ的には、腰やむねよりも積もってしまうと、雪下ろしをします。これが結構な重労働で、家族や団地の人総出でやります。

北海道は、他にも学校の冬休みが長かったり、スキーやスケートの授業があったり、スタッドレスタイヤと言う雪道専用のタイヤがあったりと色々違う文化があります。

 

道外にお住まいの方は、真冬の北海道にいらして体感してみるのもいいかもしれませんよ。
あまりお勧めはできませんが…

 

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